医薬品医療機器等法(薬機法)では、ニコチンを含む電子たばこ用カートリッジおよびリキッドは「医薬品」に該当すると厚生労働省の公的Q&Aで明記されています。さらに、これらを霧化させる装置は「医療機器」として整理されています。
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ニコパフは使い捨て型のニコチン含有電子たばこであり、本体とニコチン入りリキッドが一体化しているため、製品全体が薬機法上の医薬品として扱われます。このため、厚生労働大臣の製造販売承認を受けていないニコパフを国内で販売・授与(譲渡)することは、未承認医薬品の販売にあたり薬機法違反となります。
参考)ニコパフ、ゾンビたばこにご注意を!(弁護士:角家理佳)|法務…
なお、ニコパフは葉タバコを使用しないため、たばこ事業法上の「たばこ」には該当せず、同法の規制対象外となります。一方、20歳未満喫煙禁止法も直接の適用対象とは整理されていませんが、未成年者への提供は薬機法違反に加えて未成年者保護の観点から問題視されます。
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厚生労働省 近畿厚生局 薬機法関連Q&A(個人輸入)
法務情報(弁護士)によれば、ニコパフはニコチンを含んでいるため、国内で販売したり譲渡したりするには薬機法の承認が必要ですが、承認されていないため、軽い気持ちで譲渡すれば薬機法違反になると警告しています。
VAPE専門家監修の情報では、日本でニコパフが問題視される背景は「ニコチン」という成分に対する規制にあり、国内での店舗・SNS販売は原則不可、第三者への転売は違法となり得ると整理されています。
参考)https://liberty-flights.shop/column/etc/sonota11/
ただし、個人輸入する際は関税法の規定も適用されます。税関からのハガキが届く場合があり、日本ではニコチンを含有する電子タバコは医薬品に該当するため、税関の確認で通関可能な数量に制限がかかります。
参考)税関からハガキが届いた場合(個人の方)
税関の確認で持ち込める数量は、タバコ1200本分又は吸入回数(PUFFS)12000回分、カートリッジの場合は60個、リキッドの場合は120mlです。吸入回数とリキッドの容量が併記されている場合は、本数で換算した際に通関数量が少ない方が適用されます。
これを超える場合、輸入確認申請が必要です。輸入確認申請には医師による処方箋又は指示書が必要です。厚生労働省の医薬品等輸入手続Q&Aでも、ニコチンを含む電子たばこ用カートリッジやリキッドは法律上医薬品に該当すると整理されています。
医療従事者が患者からニコパフやニコチンベイプに関する相談を受けた場合、以下の点を伝えることが重要です。
| 項目 | 基準・内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 国内販売・譲渡 | 薬機法違反(未承認医薬品) | 承認なく販売・授与すると刑事罰の対象 |
| 個人輸入(自己使用) | 薬機法の規制対象外 | 関税法の数量制限を遵守(1200本分相当) |
| 通関数量の目安 | 12000回/60個/120ml | 超える場合は医師の処方箋等で輸入確認申請 |
| 未成年者への提供 | 薬機法違反+未成年者保護 | 20歳未満喫煙禁止法は直接適用されないが注意 |
| 健康リスク | ニコチン依存・血管負担 | ノンニコチン・ノンタールのVAPEも選択肢 |
患者指導では、ニコパフのニコチン入りは国内規制の罠と危険な偽物の真実を理解させ、合法的な入手ルートは個人輸入に限られることを説明します。また、ニコチンによる依存性や血管への負担が気になる方には、ノンニコチン・ノンタールのVAPEという選択肢も合わせて紹介します。
参考)ニコパフに害はある?ニコチン入りベイプのリスクとノンニコチン…
VAPE SIGN ニコチンベイプ(ニコパフ)は日本で合法?薬機法・個人輸入・数量目安
結論として、日本国内の店舗や国内事業者がニコチン成分を含むリキッドや製品を販売・譲渡することは明確に禁じられています。根拠となるのは医薬品医療機器等法(薬機法)であり、厚生労働省はニコチンを含む吸引物を「医薬品」と位置づけ、国の製造販売承認を得ていない製品の国内商取引には厳しい刑事罰を科しています。
参考)https://hackersforcharity.org/jv2/9156566/
法律の枠組みには明確な例外が存在し、個人が自身で使用する目的に限り、海外から直接取り寄せる「個人輸入」だけは合法と認められています。法が定めているのはあくまで「国内での販売・譲渡・転売の禁止」であり、個人の私的使用を目的とした輸入と所持そのものは処罰の対象になりません。
2026年の全国初摘発事例を踏まえ、医療従事者は患者に対して、国内での購入・転売のリスクと、個人輸入における数量制限・税関手続きの重要性を指導する必要があります。今後の規制動向としては、若年層への拡散を防ぐための追加措置や、輸入確認申請の運用厳格化が予想されます。

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