看護診断 NANDA 書き方|PES 方式で迷わない完全ガイド

看護診断 NANDA の書き方を PES 方式を中心に解説。実習で使える診断名選び、関連図との連携、具体例まで網羅。看護過程の「診断」ステップで迷わず書けるようになりますか?

看護診断 nanda 書き方の基礎知識と核心ガイド

PES 方式で看護診断を構造化
PES 方式の基本構造を理解

Problem(問題)、Etiology(関連因子)、Symptoms(診断指標)の 3 要素を 1 文にまとめて、診断の根拠を明確にします。

診断ラベル選びのポイント

ゴードンで情報を整理後、アセスメントを経て NANDA-I 分類から患者の反応に最も適した診断名を選択します。

実習で使える具体例を習得

糖尿病や術後など疾患別の看護診断例を参考に、個別性を加えたオリジナルの診断文を作成できるようになります。


PES 方式の基本構造と書き方



看護診断 NANDA を書く際の標準的なフォーマットが PES 方式です。P(Problem:問題)は診断ラベルそのもの、E(Etiology:関連因子や危険因子)は原因や背景となる要因、S(Symptoms:診断指標)は特徴的なサインや症状を指します。


参考)NANDA-I看護診断の全知識|定義・ラベル・指標・改訂点を…
リスク診断の場合は S(診断指標)が存在しないため、2 部構成「(リスク問題)は(危険因子)に関連した状態」として記述します。 実在型診断とリスク診断で形式を使い分けることが、正確な看護診断作成の第一歩です。


参考)https://www.writingassignmenthelp.com/resources/nursing-care-plan-templates/


診断ラベルの選び方と優先順位

NANDA-I 看護診断のラベル選びでは、まずゴードンの 11 パターンを用いて情報を漏れなく収集・整理します。 ゴードンは「情報を集めるための型」、NANDA-I は「見えてきた看護問題を共通言語で表現するための型」と役割が異なるため、順番として「ゴードンで整理→アセスメント→関連図→NANDA-I で診断名」の流れが基本です。


参考)【Lv4】関連図から看護問題が出せない!NANDA-I看護診…
アセスメントデータを整理したら、症状・背景・リスク因子を分類し、NANDA 分類から適切な診断ラベルを選択します。 診断ラベルを選んだ後は、PES の形に当てはめ、優先順位を決定します。


優先順位の決め方としては、安全・生命危機に関わる問題を最優先とし、次いで苦痛や QOL に関わる問題、最後に生活支援に関する問題を配置するのが一般的です。 緊急度と重要性の両面から判断し、ケア計画にリンクさせることで、効果的な看護介入が可能になります。



関連図から看護診断へのつなげ方

関連図と看護診断の連携では、関連図で導き出した「看護問題の芽」を正式な NANDA-I 診断名として表現する作業が必要です。 紙は A3 を縦に使い、上から 3 等分。上段に病因・既往・治療、中段に病態生理と症状・観察項目、下段に看護診断(NANDA ラベル)と OP/TP/EP を配置します。


矢印は実線で因果関係、点線で相互作用や悪化要因を書き分けると、指導者にも伝わりやすくなります。 中央に病態(例:高血糖)を置き、上に原因、下に結果、右に症状・検査値、左に看護問題・診断を配置する構造化が推奨されます。


参考)【保存版】疾患別 関連図テンプレ10選|実習で詰まない病態→…
関連図の各要素を NANDA-I 診断に落とし込む際は、患者の個別性(S 情報・生活背景)を必ず加えることが重要です。 教科書的な一般論のコピペで終わらせず、その患者ならではの反応や背景を反映させることで、実践的な看護計画が完成します。



疾患別看護診断の具体例と実践

術後患者では「急性疼痛」「感染リスク状態」「呼吸機能障害リスク状態」「移動能力障害」「不安」などが頻出します。 各疾患について、S 情報(主観的データ)、O 情報(客観的データ)、アセスメント、看護診断、短期目標、OP/TP/EP、SBAR 報告例まで一貫して作成するテンプレートが実習記録に役立ちます。


参考)【保存版】看護実習記録テンプレート|疾患別5パターン完全ガイ…


看護過程の 6 ステップと記録のポイント

看護診断の詳細は「NANDA 看護診断ガイド」などを参照し、第 13 版(2024-2026 改訂)の最新情報を反映させることが推奨されます。 看護診断を書いた後は、NIC(看護介入分類)や NOC(看護アウトカム分類)をセットで考え、ケア計画にリンクさせます。


新人でも迷わない書き方ステップとして、アセスメントデータの整理、診断ラベルの選択、PES 形式への当てはめ、優先順位の決定、ケア計画へのリンクの 5 段階を踏むとスムーズです。 各ステップを丁寧に進めることで、看護過程の「診断」ステップで迷わずに済む完全ガイドとなります。

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