
初期研修医(1-2年目)の場合、基本給与は月額30-35万円程度で、当直手当や各種手当を含めると年収は600-700万円程度となります。
具体的なデータとして、厚生労働省の調査によると、臨床研修医の推計年収は1年次で平均435万円、2年次で平均481万円という結果が出ています。
参考)https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001vj46-att/2r9852000001vj7i.pdf
ただし、これはあくまで平均値であり、実際の年収は勤務する医療機関によって大きく異なります。大学病院の場合、1年次の平均年収は307万円、2年次で312万円と比較的低めです。
一方、臨床研修病院(市中病院)では、1年次で451万円、2年次で502万円と、大学病院よりも高い水準となっています。
初期研修医の年収範囲は概ね320〜720万円の範囲内にあり、最大で955万円、最小で184万円という大きな開きがあるのが実情です。
臨床病院における研修医の処遇(厚生労働省) - 臨床研修医の推計年収データの詳細が記載された公式資料です。
後期研修医(3-5年目)になると基本給与は月額40-45万円に上昇し、諸手当を含めると年収は800-900万円程度に達します。
専攻医時代は、専門分野を深く学ぶ重要な時期であり、この期間の収入は将来的なキャリア形成に大きな影響を与えます。
参考)https://www.cosmospc.co.jp/clinic-support/column/archives/2026/04/column675.php
20代後半(初期研修医):600-700万円
30代前半(後期研修医):800-900万円
30代後半(専門医):1,000-1,300万円
このように、医師としてのキャリアが進むにつれて、収入は段階的に増加していくのが一般的です。
専攻医の初任給は、診療科や勤務先によって異なりますが、月額40-50万円程度が相場となっています。
参考)研修医・専攻医の初任給はいくら?給与の実態と賢いキャリア戦略…
厚生労働省の2022年の統計によれば、男性医師の平均年収が1,500万円程度であるのに対し、女性医師の平均年収は1,140万円程度でした。
女性医師は出産や育児などのライフイベントによってフルタイム勤務が難しいケースも多いことから、男性よりも年収額が低い傾向にあります。
20代に限定すると、この男女格差はさらに顕著に現れる可能性があります。特に女性医師の場合、結婚・出産・育児などのライフステージの変化がキャリア形成に与える影響は大きいです。
参考)医師の平均年収ランキング【年代・診療科・地域・経営母体別】 …
民間医局を利用して転職した医師のデータをみると、男女別の年収中央値は以下の通りです。
このデータからも、性別による年収格差が明確に確認できます。
内科医の平均年収を地域別に見てみると、以下のような結果になっています。
| 全国/地域 | 内科医の平均年収(万円) |
|---|---|
| 北海道 | 1,957 |
| 東北 | 1,811 |
| 北関東 | 1,864 |
| 一都三県 | 1,920 |
| 北陸・信越・東海 | 1,766 |
| 近畿 | 1,742 |
| 中国・四国 | 1,804 |
| 九州 | 1,723 |
北海道や関東は年収の水準が高く、九州や近畿と比べると差があることがわかります。
内科医の平均年収には地域性があり、傾向としては南よりは北の方が高額になりやすいようです。
20代の医師の場合、この地域格差はさらに大きくなる可能性があります。都市部の大病院と地方の中小病院では、給与水準だけでなく、手当や福利厚生の面でも差が生じることがあります。
施設形態別の平均年収について紹介します。こちらは最低額と最高額を並べて見てみましょう。
| 施設形態 | 最低年収(万円) | 最高年収(万円) |
|---|---|---|
| クリニック | 1,486 | 1,937 |
| 一般病院 | 1,331 | 1,843 |
| 公立病院 | 1,368 | 1,800 |
| 大学病院 | 1,000 | 1,200 |
| 国公立・自治体 | 1,239 | 1,779 |
| 総合病院 | 1,260 | 1,872 |
| 療養型病院 | 1,382 | 1,750 |
| ケアミックス | 1,368 | 1,843 |
| 精神病院 | 1,306 | 1,700 |
| 回復リハビリテーション病院 | 1,367 | 1,729 |
| 介護老人保健施設 | 1,201 | 1,396 |
| 平均 | 1,301 | 1,714 |
施設形態によって、年収レンジにバラつきがあることが読み取れます。
特に注目すべきは、大学病院の年収が他の施設形態と比較して低い点です。大学病院の年収相場は低く、私立大学よりも国立大学の方が低い傾向にあります。
一方で、クリニックの最低年収は1,486万円、最高年収は1,937万円と、いずれも平均値を大きく上回っています。
所属する医療機関の施設形態が、平均年収に大きく影響することがわかります。
内科医の年収を徹底リサーチ!地域別・施設形態別(ドクタービジョン) - 内科医の年収や働き方について詳しく解説した記事です。
20代の内科医が知っておくべき意外な収入源として、以下のようなものがあります。
📌 研究費や講演料の追加収入
📌 複数専門医資格による年収増
📌 副業による追加収入
専門医資格による収入への影響:
これらの副業による追加収入は、年間で300-500万円程度になることも珍しくありません。
特に20代の医師は、専門医資格の取得に向けた学習期間中ですが、早期に複数の専門医資格を取得することで、将来的な年収アップに繋がります。
また、研究費や講演料は、大学病院や研究機関に勤務する医師にとって重要な収入源となります。20代の医師でも、学会での発表や論文執筆により、これらの追加収入を得る機会があります。
20代は単に収入を得る時期ではなく、将来のキャリアや年収の伸び方を左右する重要な時期でもあります。
専門分野の選択や研修先の違いが、30代以降の収入や働き方に大きな影響を与えるためです。
医師としてのキャリアが進むにつれて、以下のような収入の変化が見られます:
このように、医師の年収は経験年数とともに増加していく傾向にあります。
内科医の平均年収は全診療科の中で中位に位置し、安定した収入が期待できます。
勤務医の約2倍の収入を得られる可能性がある開業医という選択肢もありますが、20代の医師にとっては、まずは専門医資格の取得と臨床経験の積み重ねが最優先です。
参考)https://www.phchd.com/jp/medicom/park/idea/opening-life_earnings
医者の年収は20代でいくら?研修医・専攻医の平均年収と将来の年収推移(コスモス) - 20代医師の平均年収や勤務先による違いをデータに基づいて解説した記事です。
20代の内科医が年収アップを目指すための具体的な方法として、以下のような戦略が考えられます。
🔹 専門医資格の早期取得
🔹 複数のサブスペシャリティの習得
🔹 地域格差を考慮した勤務先選択
🔹 施設形態を意識したキャリアプラン
特に、専門医資格の取得は、年収アップに直接的な影響を与えます。総合内科専門医を取得することで、基本給の10-15%増が期待できます。
また、地域格差を考慮した勤務先選択も重要です。北海道や関東地方は年収の水準が高く、九州や近畿地方と比較して差があることがわかります。
施設形態については、クリニックや一般病院の方が、大学病院よりも年収水準が高い傾向にあります。
勤務医の年収はどのくらい?診療科別・年代別の平均年収と年収アップの方法(ドクターエージェント) - 診療科別、年代別、勤務地別、開設者別の平均年収と年収アップの方法を解説した記事です。
【指定医薬部外品】 新ビオフェルミンSプラス錠 550錠 61日分 大正製薬 整腸剤 [乳酸菌/ビフィズス菌/ロンガム菌/フェーカリス菌/アシドフィルス菌 配合] 腸内フローラ改善 便秘や軟便に