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慢性前立腺炎では、会陰部痛、下腹部痛、排尿時痛、射精時痛に加えて、腰や太もも内側まで違和感が広がることがあります。前立腺周囲の炎症だけでなく、骨盤内の神経や筋緊張が痛みの広がりに関わるため、腰痛だけが目立つ例もあります。慢性痛の専門医は、症状の出方が一定でない点を重視して説明しています。
参考)前立腺炎(慢性前立腺炎)
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慢性前立腺炎は除外診断の考え方が重要で、尿路結石、膀胱炎、性感染症、前立腺肥大症、膀胱がんなどを先に確認します。尿検査、問診、直腸診、超音波検査が基本で、必要に応じて培養検査やPSA、内視鏡検査を追加します。腰痛があるからといって整形外科疾患だけに結びつけない視点が欠かせません。
参考)慢性前立腺炎
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長時間の座位、デスクワーク、自転車やバイクの習慣は、骨盤内の血流停滞や筋緊張を強め、症状を悪化させやすい要因です。実臨床では、症状が強い人ほど姿勢の固定化や、痛みをかばう動きが腰痛を増幅することがあります。意外に見落とされやすいのは、休憩の取り方が悪いと会陰部だけでなく腰の不快感も長引く点です。
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細菌性なら抗菌薬、非細菌性なら植物製剤や排尿症状への対症療法が検討されます。加えて、便秘の是正、ストレス管理、座位時間の短縮、骨盤周囲を過度に緊張させない工夫が重要です。慢性前立腺炎は「炎症」だけでは説明しきれず、自律神経や筋のこわばりも含めて整える発想が実用的です。
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血尿、発熱、強い排尿痛、尿が出にくい状態、急な悪化がある場合は、前立腺炎以外の病気も含めて早めの評価が必要です。慢性前立腺炎の腰痛はあり得ますが、持続する痛みや全身症状を軽く見ないことが大切です。頻度の高い訴えに見えても、背景には感染やがん、結石が隠れることがあります。