ビグアナイド薬の種類・一覧から作用機序・禁忌・配合剤まで、医療従事者向けに詳しく解説。乳酸アシドーシスのリスク管理や造影剤検査時の休薬など、臨床現場で役立つ情報を網羅。安全に使いこなせていますか?
好中球減少症ガイドライン抗菌薬選択
好中球減少症のガイドラインで抗菌薬はどう選ぶのか。初期評価、MASCC/CISNE、経験的治療、予防投与、注意すべき耐性菌まで整理します。
発熱性好中球減少症は救急対応が必要で、抗菌薬開始前の血液培養2セットや感染巣の確認が重要です。FN定義、リスク因子、初期検査を押さえることで、治療開始の遅れを避けやすくなります。
高リスクFNでは抗緑膿菌活性をもつβラクタム薬単剤が基本で、状態や施設の耐性菌状況に応じて選択します。重症化リスクやESBL、嫌気性菌、MRSAの関与を見極める視点が要点です。
MASCCスコアやCISNEスコアは低リスク患者の選定に有用で、外来経口抗菌薬治療の候補を絞る助けになります。心理・社会的条件まで含めて判断する点が、単純な重症度評価と異なります。
高度で長期の好中球減少が予想される場合は、フルオロキノロン予防投与が検討されます。抗菌薬の予防は有効性だけでなく、耐性菌や菌交代のリスクとの均衡で考える必要があります。
見落とされやすいのは、アンチバイオグラムと病棟運用の差が初期治療の成否に直結する点です。ガイドライン通りでも、施設ごとの耐性菌分布や採血導線が整っていないと実装精度が下がります。