
規格外郵便の料金は、重量によって8段階に区分されています。2024年10月の料金改定により、各重量帯で大幅な値上げが実施されました。
参考)https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2024/00_honsha/0613_01_02.pdf
| 重量 | 規格外料金 | 規格内との差額 |
|---|---|---|
| 50g以内 | 260円 | +120円 |
| 100g以内 | 290円 | +110円 |
| 150g以内 | 390円 | +120円 |
| 250g以内 | 450円 | +130円 |
| 500g以内 | 660円 | +150円 |
| 1kg以内 | 920円 | +170円 |
| 2kg以内 | 1,350円 | — |
| 4kg以内 | 1,750円 | — |
注目すべきは、50g以内の規格外料金が260円である点です。規格内の140円と比較すると、なんと120円もの差があります。これは「厚さ3cm」という僅かな境界線を越えるだけで発生するコスト増です。
参考)定形外郵便の料金一覧【2026年最新】規格内・規格外の違いと…
規格外郵便料金の最大の特徴は、厚さ3cmという明確な境界線にあります。長辺34cm以内・短辺25cm以内・重量1kg以内という条件をすべて満たしていても、厚さが3cmを1mmでも超えると規格外扱いとなります。
📋 規格内の条件(すべて満たす必要あり)
意外な事実として、封筒のサイズが同じA4サイズでも、中身の厚みが3.1cmになった瞬間に料金が約120円上がります。例えば、カタログや資料を発送する際、少し厚めのファイルを選ぶだけで規格外料金が適用されるため、注意が必要です。
規格外郵便で最も注意すべきは、料金不足時の扱いです。切手を少なく貼った場合、以下の2つのパターンに分かれます。
参考)【2026年】改定後の郵便料金|料金が不足していたときの対応…
🔍 料金不足の発見場所による対応の違い
| 発見場所 | 対応 |
|---|---|
| 差出人の配達局内 | 差出人に返送(不足分付箋付き) |
| 受取人の配達局 | 受取人に不足額請求はがき同封 |
参考)定形外で重量オーバーだった場合、送り主に返却されたという方と…
日本郵便の公式説明によると、差出人の住所氏名が記載されており、投函したポストが差出人の住所の配達局と同じ管轄内であれば、郵便物は差出人に返送されます。この場合、「料金が不足しています」という付箋が貼られて戻るため、不足分の切手を貼り足して再投函すれば正しく配送されます。
一方、差出人の住所の配達局以外で料金不足が発覚した場合、受取人に「不足料金請求はがき」が同封された状態で配達されます。受取人は以下の2つの選択が可能です。
✅ 受取人の選択肢
意外な事実として、不足額が100円以上の場合は、支払いの確認がとれるまで郵便物は配達されず局内に留め置かれます。急ぎの場合は窓口へ直接向かうのがスムーズです。
また、通知はがきの「受け取れません」という項目にチェックとサイン(または捺印)をし、ポストへ投函すれば、郵便物は差出人へ返送されます。ただし、不足額が少額で郵便物と通知が同時に届いている場合、一度でも開封してしまうと受取拒否はできなくなるため、封を切る前に判断する必要があります。
📮 追跡オプションの種類と料金(2026年現在)
| オプション | 追加料金 | 追跡内容 | 補償 |
|---|---|---|---|
| 特定記録 | +210円 | 引受・配達完了 | なし |
| 簡易書留 | +350円 | 全程追跡 | 5万円以内 |
| 一般書留 | +490円〜 | 全程追跡 | 実損額(最大10万円) |
2024年10月の料金改定により、規格外郵便の50g以内料金が260円、特定記録が210円となり、合計470円となります。この金額を考えると、3辺の長さの合計が60cm以内(長辺34cm以内、厚さ3cm以内)で追跡のみを希望する場合は、クリックポスト(185円)やレターパックライト(430円)を利用した方が安く送れるケースが大半です。
参考)郵便の追跡ができる方法といちばん安い料金を徹底比較!サービス…
🎯 規格外郵便の節約ポイント
📦 代替サービス比較表
| サービス | 料金 | サイズ制限 | 追跡 | 補償 |
|---|---|---|---|---|
| 規格外郵便(50g) | 260円 | 長辺60cm・3辺90cm・4kg | なし | なし |
| レターパックライト | 430円 | 厚さ3cm・4kg | あり | なし |
| クリックポスト | 185円 | 3辺合計60cm・1kg | あり | なし |
| ゆうパケット | 430円〜 | 3辺合計60cm・2kg | あり | あり |
意外な事実として、追跡が必要な場合、規格外郵便+特定記録(260円+210円=470円)よりも、レターパックライト(430円)の方が安く、かつ追跡機能が付いています。厚さ3cm以内に収まる荷物であれば、レターパックライトの方がお得です。
最後に、規格外郵便の料金不足を防ぐためには、日本郵便の公式料金計算ツールを利用するのが確実です。重量とサイズを入力するだけで、正確な料金を算出できます。
参考)料金計算(定形・定形外)