🩺
初期は耳痛、耳漏、耳出血、耳閉感が中心で、外耳炎と区別しづらいのが実際です。抗菌薬や点耳薬で改善しない、再燃を繰り返す、血性耳漏がある場合は、単なる炎症として片付けず精査を検討します。
🔎
視診、顕微鏡や内視鏡、CT、MRI、必要に応じた生検で評価します。症状が長引くほど鑑別は重要になり、特に高齢者や耳の慢性炎症がある症例では見逃しを減らす視点が必要です。
⚠️
進行例では顔面神経麻痺、難聴、耳閉感の増悪が問題になります。初期の違和感に加え、口角の左右差や目が閉じにくいなどがあれば、病変が耳道外へ及んでいる可能性を考えます。
📚
耳かき習慣や慢性外耳炎、治りにくい外耳道湿疹の背景を丁寧に拾うことが、早期発見の手がかりになります。意外に重要なのは、症状そのものより「治療しても改善しない経過」を時系列で見ることです。
📝
耳痛が2週間以上続く、血の混じる耳だれがある、出血やただれが治らない、耳の中のできものが大きくなる場合は耳鼻咽喉科での評価が必要です。希少がんでもあり、早めの紹介が診断遅延を減らします。