炎症性腸疾患 症状の基本
炎症性腸疾患 症状の下痢血便腹痛
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- 炎症性腸疾患は、一般に潰瘍性大腸炎とクローン病を指し、慢性的に炎症が続く病気です。
参考)https://www.med.jrc.or.jp/tabid/802/Default.aspx
- 代表的な症状は、下痢、血便、腹痛、発熱、体重減少、倦怠感です。
参考)https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/disease/pdf/ibd_2023.pdf
- 潰瘍性大腸炎では血便や粘血便が目立ち、クローン病では下痢と腹痛の比重が高い傾向があります。
参考)炎症性腸疾患|北里大学北里研究所病院(東京都港区)
- 症状が軽くなったり悪化したりを繰り返す「寛解」と「再燃」が、臨床像の中心になります。
炎症性腸疾患 症状の潰瘍性大腸炎
- 潰瘍性大腸炎は大腸粘膜の炎症が主体で、直腸から連続して広がるのが特徴です。
- 症状としては、血便、粘血便、下痢、腹痛、便意切迫感、テネスムスが重要です。
- 直腸炎が強いと、便意を感じてすぐトイレに行きたくなる症状や、排便後も残便感が続く症状が出ます。
- 重症化すると、大量出血、穿孔、中毒性巨大結腸症などの緊急対応が必要になることがあります。
炎症性腸疾患 症状のクローン病
- クローン病は口から肛門までの消化管に起こり得て、小腸、大腸、肛門周囲に多い病気です。
- 症状は下痢、腹痛、発熱、体重減少、貧血が中心で、肛門病変を伴うことがあります。
参考)https://takayama-naishikyo.com/disease/inflammatory_bowel_disease/
- 痔ろう、肛門周囲膿瘍、瘻孔、狭窄は、クローン病を考えるうえで重要な手がかりです。
- 腸の狭窄がある場合は、食物繊維が詰まって症状が悪化することがあるため、食事内容の確認も重要です。
炎症性腸疾患 症状の腸外症状
- 炎症性腸疾患では、腸だけでなく口内炎、目の炎症、皮膚症状、関節痛などが出ることがあります。
- 腸症状が軽くても、こうした腸外症状が診断のきっかけになることがあります。
- 貧血、栄養状態の悪化、倦怠感は、炎症の持続や吸収障害を反映することがあります。
- 意外に見落とされやすいのは、妊娠や就労への影響より先に、疲労感や体力低下が前景に出るケースです。
炎症性腸疾患 症状と受診の目安
- 血便、下痢、腹痛が続くときは、感染性腸炎、虚血性腸炎、薬剤性腸炎、大腸がんとの鑑別が必要です。
- 特に、38℃以上の発熱、強い腹痛、血便の増加、水分がとれない下痢は早めの受診が勧められます。
- 診断には大腸内視鏡検査が基本で、必要に応じて生検、便培養、CT、MRIなどを組み合わせます。
- 早期診断と治療継続が、再燃予防と合併症回避の鍵になります。
炎症性腸疾患 症状を整理する実務ポイント
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血便と下痢の見方
潰瘍性大腸炎では血便や粘血便、クローン病では下痢と腹痛が前に出やすく、症状の組み合わせで病型の手がかりを得ます。
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見落としやすい症状
便意切迫感、テネスムス、貧血、口内炎、関節痛、皮膚症状など、腸外症状を含めて捉えると診断精度が上がります。
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検査と鑑別の要点
便培養、内視鏡、生検、画像検査で、感染性腸炎や虚血性腸炎、薬剤性腸炎などを除外しながら評価します。
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