
安息香酸の分子式はC7H6O2、分子量は122.123です。
参考)安息香酸 - Wikipedia
近い表記として122.12や122.13が使われることもあり、資料間の丸め方の違いで数値がわずかに変わります。
参考)https://www.env.go.jp/chemi/report/h21-01/pdf/chpt2/2-2-2-03.pdf
参考)安息香酸
安息香酸はベンゼン環にカルボキシ基が1つ結合した構造で、白色の固体として扱われます。
融点はおよそ122℃、沸点はおよそ249℃で、100℃前後で昇華しやすい点が実務上の特徴です。
安息香酸は防腐剤、食品添加物、医薬、合成樹脂原料など幅広い用途で使われます。
参考)化学物質DB/Webkis-Plus 化学物質詳細情報
歴史的には防腐目的で知られ、医療・衛生分野では性質の理解が重要になります。
参考)安息香酸 価格,安息香酸 購入 - chemicalbook
参考)https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000862222.pdf
職場のあんぜんサイトでは、安息香酸は重篤な眼の損傷、生殖毒性区分2、上気道への反復ばく露影響が示されています。
一方で、経口急性毒性は区分外、発がん性は評価Dで、現時点では強い発がん性の根拠は示されていません。
分子量そのものは単純でも、資料ごとの丸め方、分析対象、規制文書の種類で数値の見え方が変わります。
そのため、臨床や研究で引用する場合は、分子量だけでなく出典名までそろえて確認するのが安全です。
分子量と物性を確認するなら、J-GLOBALの物質情報が分かりやすいです。
安全性と取扱いを確認するなら、厚生労働省の職場のあんぜんサイトが実務向きです。
環境影響や基礎データを広く見るなら、国立環境研究所のWebkis-Plusが役立ちます。